保育の仕事インタビュー
保育士インタビュー
「自分にしかできない保育を」
保育士として働いて5年目になる、わかば認定こども園の山野航さんにインタビューしました。
「ここなら得意なギターを取り入れた保育ができるかも」と就職を決めた
「ジャカジャーン!!」山野さんがギターをかき鳴らすと、園児たちが目を輝かせて山野さんの周りに集まってきます。
「さあ、歌うよ~!」山野さんのギターの音に負けないくらい、園児の元気な歌声が響きわたる、「わかば認定こども園」のなかよしタイムの光景です。
「面接の時に園長から『自分の得意なことを活かした保育をしてください』と言われ、ここなら得意なギターを取り入れた保育ができるかも」と就職を決めたそうです。
「園児たちとの距離感がよくわからず、友達同士のような感じで接してしまい、きちんと並ばせることさえ苦労しました」
最初はうまくいかないこともたくさんあったそうです。
「園児たちとの距離感がよくわからず、友達同士のような感じで接してしまい、きちんと並ばせることさえ苦労しました。」
でも、ベテランの先生と話し合いながら色々と教わって、目標を共有することで、それらの悩みも徐々に解消されていったそうです。
また、ギター演奏は得意なものの、絵本の読み聞かせなどは「最初は照れもあって少し苦手でした」と笑う山野さん。
ですが、場数を踏んだ今では、情感たっぷりに読み聞かせることができるようになったそう。「園児が笑顔を見せてくれた瞬間はたまらなくうれしい。
男性の保育士はまだまだ少ないですが、男性というポジションを活かした保育士になることを目指しています。
他の誰かのコピーじゃなく、自分にしかできない保育を模索していきたいと思います」と、その瞳はきらきらと輝いていました。